2014/12/29

西沢渓谷⇔甲武信ヶ岳:その1

11月上旬に時間ができたので、冬支度の前に最後の奥秩父に行ってみようかと。
乾徳山と悩んだ結果、半分前泊できる時間がありそうだったので時間のかかる甲武信ヶ岳に行ってきました。

甲武信ヶ岳

名前の通り山梨・埼玉・長野の県境に位置する山。
標高は2,475mと今までの山行では日光白根山に次ぐ高さですね。

主なルートは長野側の毛木平から埼玉県最高峰の三宝山を含む周回コース。
しかし東京方面からはちょっと遠いので、西沢渓谷からのピストンを選択してみました。

結論から行くと・・・きついコースでした。。。

アプローチ

夏に行った西沢渓谷の駐車場を使います。
西沢渓谷の回

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当日は霧がすごかったですね。
相模湖辺りから完全に霧の状態で・・・。

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3時ぐらいに到着したので少し仮眠でも、と思ったら思い切り寝過ごしました。
グラプンでの車中泊に慣れてくる今日この頃。



本当は暗いうちに出発の予定だったんですが・・・。

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霧というかガスが残ってますねえ。
この日はこのガスに悩まされます。

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甲武信ヶ岳への登り口は2つ。
西沢渓谷からの手前は戸渡尾根コース。

雨が降ると途中沢を渡るところで増水するということがあると聞いたので、もう一つのコースへ。

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今日はこっちの徳ちゃん新道を使ってみます。
徳ちゃんとは甲武信ヶ岳の山荘の主人です。

こんな険しい道、どうやって作ったんでしょう・・・。

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最初はこんなハイキングコースです。
最初だけは・・・。

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すぐに登りが始まります。

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足下は砂まじりの粘度っぽい土。
落ち葉と濡れていることで足下取られます。

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そして話に聞く急登がはじまります。
この半年色々修行は積んできましたが、これは・・・きつい!

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急な登り→ちょっとだけ尾根→また急な登りの繰り返しに体力も気持も削られます。
標高差は1,500メートルぐらいですが、くだりがほとんどないです。

大倉の「バカ尾根」なんて言いますが、あんなの中ボスにもならないですね。

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途中で景色が少しずつ変わって行くのがまだ救い。

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だんだんと視界が開けてくるのですが、展望がよいというほどではないのが残念。
開けているところは風が吹き込むのですが木立の中に入ると風は動かないので寒くはないです。

これ、夏場は暑いだろうなあ・・・。

寒いかと思ってソフトシェルを持って行きましたが暑い暑い。
結局ウールのベースとフラッドラッシュだけで十分です。

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ようやく見晴らしポイント。
絶景とまではいかないものの、何か雰囲気いいですね。

この光景がずっと見えていればまだ癒されるんですけどねえ。

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コースの合流点で一息。
既に・・・息絶え絶え。

計算間違っていましたが、CRよりも結構早めです。

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休憩中に何人かに追い越されて行きます。
みなさん、健脚です。

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ここから先も急登が続きます。
さらに障害物競走の趣が。
腰までの高さの段差があったりとハードです。

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だいぶ登ったので、植生も変わってきました。
隣の金峰山に似た雰囲気ですね。

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相変わらず雲がでています。
富士山、いい雰囲気ですねえ。

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まさに雲海に浮かぶ、という表現。
結局富士山の写真が一番多いですね。

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縦走路に出ました。
この縦走路は遥か奥多摩駅まで続いています。

いつかは、歩いてみたい道。

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「とくさやま」と読みます。
西沢渓谷からはこの山があるので甲武信ヶ岳は見えないとのこと。

山頂は特に展望もなくベンチがあるぐらいです。

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西側に抜けるとこれが甲武信ヶ岳。
ようやく出会えました!

(続く)

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